1.高齢者が安全で効果的なトレーニングできるマシンや施設を普及させる

既存の運動施設は、民間・公共施設問わず、若年者向けの運動マシンが並び、現在の超高齢社会に適応した空間が提供されていないケースがほとんどです。

例えば、高齢者が誤った知識でレジスタンストレーニングを実施すると動脈硬化のリスクを高め、誤った呼吸法でトレーニングをすると瞬間的に血圧を高めるリスクを高める可能性があります。

メディカルフィットネスや介護施設に導入されている運動マシンも、若年者向けの運動マシンのウエイト（重さ）をただ軽くしたり、油圧で設計されているだけで、高齢者にとって本当に最適な運動マシンとして設計されてはおりません。

トライリングスでは、重い負荷に頼らず、心拍数を急激に上げずにできるトレーニングマシンを導入し、関節や循環器に過度な負荷を与えることなく、安全で効果的なトレーニングする空間を提供します。

2.障害者が安全で効果的なトレーニングできるマシンや施設を普及させる

既存の運動施設は、民間・公共施設問わず、健常者向けの運動マシンが並び、障害者に適応した空間が提供されていないケースがほとんどです。

トライリングスでは、パラリンピックアスリートのために改良されたトレーニングマシンを導入しているため、7割以上のトレーニングマシンは、車椅子の方でも安全で効果的なトレーニングが可能となっております。
また、トライリングスが独自に開発しているトレーニングマシン「D.R.E」は、現在の3機種全てが車椅子対応可能なマシンとなっております。

高松にあるモデル店舗（トレーニングセンター・ザ・ハート）では、病院やクリニックから多くのクライアントが紹介され、変形性股関節症の方、脳梗塞で軽度の半身麻痺が残っている方が実際にトレーニングされ、自力で歩行できるまで回復されている方が多数いらっしゃいます。

3.関節可動域の増加や脳神経系の活動量を高めるために考えて設計された運動マシンを普及させる

世間では「運動 = 筋肉のため」というイメージが強いですが、運動は筋肉だけではなく、関節可動域を広げ、脳神経系の活動量を高める効果もあります。

当然、筋肥大や筋持久力の強化はヒトの健康や運動パフォーマンスアップのために重要ですが、現在普及しているトレーニングマシンのほとんどが、ボディビルダーのトレーニングのために開発されたものであり、関節可動域の増加や脳神経系の活動量を高めるために考えて設計された運動マシンは非常に少ないのが現状です。動きも2次元（前後のみ、上下のみ、左右のみ）の軌道が多く、3次元（前後・上下・左右の組み合わせ）の軌道を実現できておりません。

トライリングスが開発した「D.R.E」は、身体の3次元の動きを導くことで、関節の可動域が正常化し、その結果姿勢改善やスタイル改善を導くことが可能となります。また、不良姿勢が原因で肩こりや腰の違和感がある場合、それらの改善につながることも期待できます。アスリートの場合は、無駄な力が抜けることで、しなり動作や正しい運動学習の獲得が可能となります。

高齢者や障害者からトップアスリートが同じ空間でトレーニングできることが当たり前な世界を作りたい。
運動ダイバーシティに対応できる時空間の提供ができる社会を実現したい。

健康・運動・医療・研究に関わる皆様と協力し、「未来のフィットネスの姿」を共に作り上げていきたいと考えております。